つくばとシカゴ 10,000kmを
超えて育んだ愛

梅の花も開き始め、ほのかに春近しを
感じられるようになってまいりました…!
ぽかぽか陽気に恵まれた2月の
ある一日のウエディングのご紹介です。

本日は、つくばとシカゴ、距離でいうと
10,000km以上(!)はなれている時でも、
強い愛を育まれたおふたりのストーリー。

現在、諸事情により新婦様は日本で、新郎様はアメリカで
暮らしており、これまでのご試食や打ち合わせは、
しっかりものの新婦様おひとりでされてきました。
どんな方かしらと想像していたアメリカ人の新郎様、
実際の姿を拝見したのは結婚式前日。
「いつ日本に来たのですか?」と伺うと「かようび。」と
日本語で返事され、「日本とシカゴはどっちが寒いですか
ね?」には「シカゴもっとさむいです。」と応えて
くださる。「日本語お上手ですね。」には「いえいえ、
ちょっとだけ。」と、少し話しただけですが
誠実そうなお人柄が伝わってきました。

当日は故郷の鹿児島からいらっしゃったご両親と、
新婦様の筑波大時代の恩師やご友人を中心に、
庭園で人前式、そして披露宴です。

「新郎様、時差ボケに悩まされたようですが、
もちろん本日はシャッキリしてます」と新婦様ご友人に
冗談まじりで紹介され、羽織袴姿で爽やかに登場して
式が始まりました。

入場前。お父様と待機中。緊張してらっしゃるかな。

鮮やかな色打掛姿。お父様と共に。

お父様から新郎様へバトンタッチの瞬間です。

誓いの言葉は、新婦様がかつて家庭教師をされていた
教え子さんにお手伝い頂きます。
彼女が述べる誓いの言葉の後に続いて
同じ言葉を述べます。
新郎様には英語で、新婦様には日本語で。

指輪に祝福の気持ちをのせて、
ゲストの手で新郎新婦に届けられるリングリレー。

ゲスト立会いのもと、誓い合い、証明書にサイン、
温かくも盛大な拍手をもって承認されたおふたり。

おふたりが出会ったのは、新婦様がシカゴに留学された
時で、交際中にははなれて暮らす期間もあったそうです。
遠くはなれていても、お互いを信じ、思いやる気持ちが
おふたりを結んだのでしょう。
本日の式はとても感慨深かったと思います。。。

続いての披露宴は新郎様の日本語での
ウェルカムスピーチで開始。
恩師の挨拶があり、ゲストにインタビューしながらの
やりとりでは、新婦様との学生時代の知られざる?エピ
ソードが話題にのぼり、懐かしい思い出に
皆さま微笑み合い、、、

司会を務めるご友人は話を繋ぐと、「何か質問など
ありますか?あ、つい私講義のくせで…(笑)」と言いつつ、
それも場を和ませる演出かと思ってしまう慣れた進行で、
穏やかで和やかに宴が進んでいきます。
英語も交えながらの司会進行、
新郎様心強かったでしょう!

  • 「本マグロとホタルイカ
     菜の花のマリネ 香味野菜添え」

  • 「ハンガリー産鴨肉のロースト
     スパイシーソース
     茨城県産蓮根・きのこ・さつまいもの
     マリネ添え」

  • 「ズワイガニと筍 そば粉のパスタ」
    パスタは「ズワイガニと筍のそば粉の
    パスタ」「ローズポークのボロネーゼと
    ほうれん草のラザニア仕立て」
    どちらかをチョイス。

ウエディングケーキはブック型。
誓いの言葉のわきに新郎新婦がサインをします。

  • チョコペンで書くのは難しいのに
    さらに新郎様なんとカタカナで
    書きました!

  • 続いて新婦様。

  • ファーストバイト。
    ファーストバイトはアメリカの
    結婚パーティーでもするのだそう。

シカゴを紹介するスライドを上映。
新婦様は今後シカゴで生活されるため、ご両親にも
安心してもらえるようにと用意されたそうです。
生活に密着した画像を説明しながら見て頂きます。
(余談ですが私たちスタッフも“シカゴ”と聞いてからという
もの、改めてどのあたりに位置するのか、
どんな都市なのか気になっていました!)

  • 日本食材が購入できるスーパーや自然がたくさんの
    郊外をドライブして楽しんだりする様子も!

スーツとドレスにお色直し。
ドレスはシカゴでの結婚パーティーのために
用意されたそうです。素敵でとてもお似合いです。

  • 髪飾りとテーブル装花をコーディネート。
    something blueですね。

お魚料理は
「オマール海老のオーブン焼き 濃厚な甲殻類のソース」
または「愛媛県産真鯛とホッキ貝ツブ貝のオーブン焼き
 アンチョビバターソース」からチョイス。

続くお肉料理は
「イベリコ豚の赤ワイン煮込み
トリュフ香る芋ピューレと季節野菜添え」
または「常陸牛サーロインのグリル
柚子胡椒と季節野菜添え」。
皆様お肉のタイミングに合わせて
赤ワインを楽しんでいらっしゃいました。

ご両親には帰途を配慮し、花束ではなく記念品を、
感謝の気持ちと共に贈られました。
結びの謝辞も新郎様の日本語でのスピーチ、
皆さまに気持ちが伝わり、盛大な拍手で
おひらきとなりました。

後日新婦様よりメールを頂きました。

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田代様、皆様のご尽力により、
素敵な式を挙げることができました。
とても感謝しております。
短い期間で様々なお願いをしてしまい
大変申し訳ございませんでした。
誠実にご対応いただきありがとうございました。
自分たちがあんなに綺麗に着飾ることが
できるとは思っておりませんでしたし、
会場のお花も思っていた何倍も素敵でした。

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私どもも、お二人の大切な一日のお手伝いが
出来ました事、とてもうれしく思っております。
新郎様は慣れない場所で
とても緊張されたのではないでしょうか。
つくばで結婚式会場探しをしていらした際に、
故郷でお母様が「つくばならここがいいんじゃない?」と
見つけた所と新婦様が選んだ所が一致したのだと聞き、
とても嬉しかったです。
何かでつくばにお越しの際には
ぜひお立ち寄り下さいませ。
おふたりの末永いお幸せを心よりお祈りいたします。

藤右ェ門スタッフ一同

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藤右ェ門はアットホームな距離感なので、シンプルですが
温かで和やかな披露宴を叶えることが可能です。
一日一組限定、貸切邸宅でゲストとお過ごし頂けます。

ブライダルをお考えのお二人には
お食事に来て頂きたいと思っております。
ぜひフェアにご参加下さいませ。